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日本でSIMフリーのスマートウォッチは使えるの?
一部の並行輸入品を除いて日本で使える端末は多くないです
SIMフリーのスマートウォッチがあったら便利そうですよね。
Google MapやLINEなどスマホが無くてもちょっとした確認に使えれば嬉しいですね。
しかし、日本ではSIMフリーのスマホがあまり使われていないのと同じように、
スマートウォッチでも携帯電話の電波が使えるSIMフリーのものはあまりありません。
実はあのApple WatchですらSIMフリー端末はありません。
ただApple Watchはそもそも「eSIM」というカードを入れないSIMを使ってますので、
格安スマホ会社(MVNO)の普通のmicroSIMなどは入らないんです。
海外のセルラーモデルのスマートウォッチの口コミを読むと?
中国や香港などではSIMフリーのスマートウォッチも珍しくはありません。
そこで、現地のユーザーにセルラーモデル(携帯電波が使えるもの)の、
スマートウォッチの評判を聞いてみました。
- 通信機能があると電池持ちが悪い
- 通常はスマホのBluetoothで使っている
- メール等は読めるが返信が難しい
現状ではあまり評価は高くないようです。
やはり、スマートウォッチ自体の電池持ちがあまり良くないことから、
通信機能が備わると常時接続(待機)状態になるため、より電池持ちが悪いようです。
また、屋外ではすでに多くの方はスマホを使っています。
そのため通常スマホとスマートウォッチはたいてい近い距離に置かれますので、
結局、Bluetoothでも十分便利だという結論になります。
さらに、スマートウォッチそのものの難点として画面が小さいことがあります。
情報端末としての利用を期待すると、クイックなコミュニケーションは難しいでしょう。
確かに用途は限られるかもしれませんが、テック好きとしてはやはり通信機能がほしい。
そして、子供やお年寄り用にあったらいいなぁと思いませんか?
そこで、SIMフリー端末のスマートウォッチを探してみました。
おすすめのSIMフリーのスマートウォッチを徹底調査
Samsung Galaxy Watch 42mm
Samsung. Galaxy Watch ギャラクシーウォッチ 最新モデル Wi-Fi Bluetooth SM-R810 42mm [並行輸入品] ミッドナイトブラック
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サムスンが販売しているギャラクシーウォッチはSIMカードによる、
携帯電話の通信が可能になっています。
日本で販売しているギャラクシーウォッチはまだSIMフリーではないのですが、
Amazon等で購入できる並行輸入品はSIMフリーモデルになっています。
中国や香港で利用される2G/3GのSIMカードに対応していますので、
ドコモやSBには対応していると考えられます。
auの通信規格には対応しておらず、またLTE等にも対応していません。
PROKTH キッズスマートウォッチ
PROKTH キッズスマートウォッチ 子供用 3Gシームカードキッズウォッチ GPS付き 位置確認 通話サポート SOS
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こちらは子供向けのスマートウォッチです。5545円というお値段も嬉しいですね。
3G対応のマイクロSIMフリーで、日本の大手通信会社に対応しています。
WCDMA/3Gという規格であれば基本的には対応します(auはNG)
GPSや通信局測位機能が備わっていますので、
即座に子供の位置を通知することもできます。
通話機能のないMVNOのSIMを契約すればすぐに使えるところが良いですね。
SIMフリーのスマートウォッチの使い方
子供の防犯用にSIMフリーのスマートウォッチが使える
先程紹介したPROKTHの子供向けスマートウォッチは、
日本の3G回線に対応したSIMフリーのスマートウォッチです。
nanoSIMは大手通信会社のほか、MVNO(格安スマホ)でも購入することができます。
例えば「楽天モバイル」を利用した場合、「データSIM(SMSなし)」で525円です。
基本的には3G回線さえ使えればGPS等での位置情報取得とメッセージ送信ができます。
子供向けのSIMフリースマートウォッチ5545円+毎月525円というのはお安いですね。
SIMフリースマートウォッチなら単体でLINEができる
外に出かけるときはスマホとセットでスマートウォッチを身につけることが多いですが、
ちょっとした買い物や運動のときにスマホは意外と邪魔なもの。
そんなときはSIMフリーのスマートウォッチだけ身につければ、
LINEやメッセージの受信くらいなら簡単にできるようになります!
先ほど紹介した子供向けスマートウォッチのPROKTHは独自アプリが内蔵されています。
サムスンのGalaxy WatchもWear OSではなくサムスン独自のOSが搭載されていますが、
こちらはLINEから公式のアプリケーションが公開されています。
SIMフリーのスマートウォッチは少ないがある
ただ…SIMの設定など少しだけ玄人向けかもしれません
今回、取り上げたMVNOなどの格安スマホ会社のSIMには、
「ドコモ回線」「au回線」など種類があります。
中国や香港などではドコモの使用している通信規格が使われていることから、
SIMによっては対応しない可能性もあります。
また、機器とSIMの設定を携帯ショップにおまかせしている人にとっては、
最初の通信設定が非常にやっかいで、うまく設定できない可能性も高いです。
このような理由からスマウェルとしては、SIMフリーのスマートウォッチを購入は、
万が一使えないリスクがあっても良いと割り切れる玄人だけにすることをおすすめします。
GPSを活用した子供の見守りサービスはたくさんある!
SONY MANOMA
こちらはソニーが提供しているMONOMAという見守りサービスです。
料金は月2980円からとなっています。
戸締まり、侵入者検知、家内カメラ、スマートタグによる帰宅通知など、
いろいろなサービスがセットになっているところが良いですね。
セコムかけつけサービスとの連携もあるので万が一も安心です。
Bsize GPS IoT(AI見守りサービス)
こちらはIoTベンチャーのBsizeによる見守りサービスです。
GPS BoTは子供に持たせるだけでGPSで位置情報がわかります。
本体価格が4980円で毎月480円とお手頃な値段です。
単に位置情報を知りたいだけであれば一番安いサービスですね。
まとめ
今回はSIMフリーのスマートウォッチを探してみました。
また、対応するSIMを格安で運用するため楽天モバイルなどのMVNOをご紹介しました。
結果としてSIMフリーのスマートウォッチは確かに日本国内でも手に入れられるものの、
あくまで海外製品として製造されているものが主で、
日本国内で使用することを前提にした製品はないことを前提にご利用ください。