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「通話もできる」注目のスマートリング情報
音声アシスト付きの「Oriiスマートリング」
ORII(オリー)の特徴はなんと言ってもスマホと連携したスマートリングです。
単純な通知機能だけではなく通話機能や音声読み上げ機能が付いている点も、スマートデバイスをより便利に使うためのガジェットとして優秀ですよね。
そして、最初からアンドロイドおよびiOSに対応している点もGOODです!
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スマートに電話ができるスマートリングが初登場
ORIIの特徴はスマートリングでありながら通話ができるというところ!骨伝導なので耳の近くの骨に指をあてると電話ができてしまいます。
イヤフォン型のタイプだとちょっとはばかられるというときにこのORIIを使えば自然に電話にでることができます。
他にも「音声読み上げ機能」が付いているのでメールやSNSを読み上げてくれます。
骨伝導スピーカーなので音楽も聞くことができますが、イヤフォン代わりというよりは「スマートフォンを取り出さなくても通話に出ることができる装置」として使えそうです。
スマートリングなのでもちろん防水で待機時間も長い
日常生活では何ら支障のない防水性能(IPX7)である点もウェアラブルとしては一番良いところですよね。
そしてスマートフォンと同じように連続通話は1.5時間、待受も48時間、充電時間は急速充電により1時間で完了しますので毎日使えます。
現在はアマゾンでも販売しており、対応しているスマートフォンはAndroidならびにiPhoneとなっています。(iOS10以上、Android6以上)
Zeno S-Ringは世界一高機能なスマートリング?
現時点で発表されているスマートリングの中で最も「スマート」なのは、この「Zeno S-Ring」だと思います。
先程取り上げたORIIの強みであった「通話機能」は当然に、4ギガバイトのストレージまで搭載しているためメモリとしても使えます。USB等の代わりにスマートリングが使えるようになる日も近いですね。
このメモリは音楽の記録用としても使えます。このZenoも骨伝導スピーカーを搭載しています。つまり、イヤフォンをしてないのに音楽が聞けてしまうということです。
その他にも発表されている機能としては「ジェスチャーコントロール」、「サイレントアラーム(振動)」「NFCペイメント」「ヘルスパラメーター」「Siri・Google Assistant」「SOS」「ブルートゥースキー」「アクセスカード」などなど盛り沢山です。
しかし、これらが現実社会で使えると言うわけではありません。特にNFCペイメントは規格の関係上日本では難しいですし、このスマートリングを鍵として使うには、それに対応した鍵穴がなくてはなりません。
このあたりの規格統一や普及なしにはなかなか「使える」製品にはなりませんね!
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鍵になるスマートリングといえば「Token」
スマートリングの中でもSuicaや電子マネーのような「NFC決済」と呼ばれる機能に注目したものが「Token(トークン)」です。
仮想通貨でも「トークン」という言葉をよく耳にしますが、もともとの語源は「しるし」という意味で、通貨の代わりに用いられる代用の貨幣を表しています。
このTokenも特にクレジットカードと連携して、日本でいう「QUICPay」や「ID」などのクレジットカード決済を可能にするNFC決済機能が搭載されています。
他にも、先程取り上げたZenoと同じように「家の鍵」「車の鍵」「会社のアクセスカード」「交通カード」「パスワード」の代わりにこのTokenをかざすだけでロックが解除できるという日も近いかもしれませんね。
こちらはRakunewにて47,490円で販売されています!
その他のおしゃれなスマートリングはこちらの記事でもご紹介しています!
スマートリングと電子マネーやSuicaの連携はあるの?
日本のSuicaやPASMOの規格に対応するか否かが鍵
今回取り上げたスマートリングでは「NFC決済対応」が当然でした。
しかし、気になるのは「日本で電子マネーとして使えるのか?」ということです。実は交通ICカードの規格と米国で普及しているNFC規格が異なることがハードルになっています。
そもそも、「NFC」とは「短距離無線通信(Near Field Communication)」の略で、10センチまでの至近距離に対応した通信規格です。
このNFCは「TypeA」と「TypeB」というものが世界的には主流です。日本でもタバコ購入のためのカードtaspoは「TypeA」、マイナンバーカードや運転免許証は「TypeB」が採用されています。
一方でSuicaやPasmoに使われているのは「FeliCa」と呼ばれる通信規格です。これは、NFCでは「TypeF」として登録されています。
基本的には同じ技術なので、残高照会等は問題なくできるのですが、セキュリティの規格の違いなどから決済機能での互換性がありません。
なぜFeliCaが採用されたのかというと通信スピードが高速だったからだとされています。JRとしても朝の通勤ラッシュでも迅速に処理するためには、少しでも高速化されている規格を使いたかったのでしょうね。
近年ではiPhone7からFeliCaを搭載したモデルが販売されており、iPhone8/Xからは世界標準でFeliCaが使えるようになりました。
東京オリンピックを控えて、世界のスマートフォンメーカーがFeliCaに対応した機種を販売すること。そしてスマートリングメーカーもFeliCa対応機種を販売することがまず必要と考えられます。
イギリスのAEKLYSはFeliCa対応を検討?
ペイメントナビによると、イギリスのICARE Technologiesの開発するスマートリング「AEKLYS」において、日本のFeliCa対応の可能性があるとしています。
このAEKLYSはエネルギー回収システムにより、自動的にエネルギーの給電がされます。
つまり、寝ている間でも体温を利用してエネルギーを回収して使うことができます。すでにヨーロッパでは大手の銀行からの引き合いがあるということで日本でも指輪型のセキュリティキーとして普及しそうですね。