カシオのスマートウォッチ「RANGE MAN GPR-B1000」の機能レビュー

カシオのG-SHOCKスマートウォッチ「RANGE MAN GPR-B1000」は「目指したのは、究極のサバイバルタフネス」と銘打った製品で、その厚みのあるボディーはもちろん、機能的にもすべての必要なものを取り込んだ圧倒的なタフネススマートウォッチそして、その座を確立しそうです。

RANGE MAN GPR-B1000の機能とスペック

カシオ公式Webサイトに記載されているRANGE MANの紹介文を一読しただけで、よだれが出てしまうくらいの清々しい「漢」のモデルです。

過酷な自然環境に立ち向かう男たちをサポートするG-SHOCK「Master of G （マスターオブG）」シリーズの中で、陸の極地での使用を想定しトリプルセンサーを搭載したRANGEMAN（レンジマン）にNewモデルが登場。

耐衝撃、防塵・防泥、耐低温、防水仕様の強化ボディに、G-SHOCK初となるGPSナビゲーション機能を搭載。GPSと方位計を組み合わせた目的地までのガイド機能や、通過ルート、通過ポイント情報のメモリー機能により、サバイバルシーンを強力にサポート。
充電方式は、ワイヤレス充電とソーラー充電の2方式を採用。

GPS機能は、約5時間のワイヤレス充電で約33時間の使用が可能なうえ、万一GPS機能が使えないバッテリーレベルになっても、高照度の光によるソーラー充電で一定時間再駆動させることができます。

また、Bluetooth®によりスマートフォンアプリ「G-SHOCK Connected」と連携することで、アプリ上でのルート作成、通過ルートの3Dマップ表示など、GPS機能のパフォーマンスをさらに拡大。究極のサバイバルタフネスを目指し、進化を遂げた新しいG-SHOCKの誕生です。

その他、具体的な機能を列挙すると次の通りです。

GPSナビゲーション（ルートナビ、バックトラック、ポイントメモリ可能）
ソーラー充電およびワイアレス充電
方位磁針、気圧・高度センサ、温度センサ搭載
GPSと連動した日の出・日の入り時刻表示、ムーンデータ、タイドグラフ
防塵防泥構造、20気圧防水
ファインレジンインサートバンパー（G-SHOCKに搭載される樹脂製の耐衝撃部品）
低消費電力かつハイコントラストなMIP液晶
サファイアガラス風貌
対低温仕様（−20度）
ワールドタイム、タイマー、アラーム

G-SHOCKの基本性能をそのままにGPSナビゲーションとマップ表示というスマートウォッチならではのカラー液晶を活かした機能が使えるというのは嬉しいですね。

またソーラー充電とワイアレス充電を併用できるのも、アウトドアでの仕様を前提とした設計になっておりとても心強く感じます。

装着した際の大きさや重さ

大きさは「60.3 * 57.7 * 20.2 mm」となっており、重さは142グラムあります。

暑さ20mmというのは2センチですから当然iPhone2枚よりも厚みがありますね。iPhone Xは174グラムありますので、iPhoneとほぼ同じ程度には重みもあるスマートウォッチになっています。

ロレックスサブマリーナがだいたい40mmですので、60mmというのは大柄な外国人男性でもかなりの存在感があるかなりの重量モデルになりそうです。

RANGE MANの価格は？

RANGE MANの「GPR-B1000-1JR」が10万円、G-SHOCK35周年を記念した「35th Anniversary MAGMA OCEAN」限定モデルである「GPR-B1000TF-1JR」が11万円となっています。

AppleのiPhoneと変わらないレベルの価格帯ですが、RANGE MANさえ身に着けていれば、山で道に迷っても3日持つGPSが助けてくれますし、4時間太陽のもとで充電することができれば1時間GPSを使用することができます。そう考えれば決して高い価格ではないような気がしてくるのは気のせいでしょうか。

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