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2019年新作 Fitbit Inspire HRは何が進化した?
Inspire HRとAlta HRの機能比較
フィットビットの「Inspire HR」はスリムな本体のフィットネストラッカーとしての専用スマートウォッチであり、実質的に「Alta HR」の後継機種であると言えます。
今回のアップデートにあたって具体的に何が進化した、拡張されたのかを比較表にしてみましたので一緒に見ていきましょう!
赤のチェック「✔」が新しく追加された機能、青のバツ「✗」がInspire HRになって無くなった機能です(機能比較表で比較した時)。
Alta HR | Inspire HR | |
歩数 | ✔ | ✔ |
カロリー | ✔ | ✔ |
階数 | ||
時計 | ✔ | ✔ |
睡眠記録(バイブ) | ✔ | ✔ |
睡眠ステージ記録 | ✔ | ✔ |
女性の健康 | ✔ | |
呼吸セッション | ✔ | |
SmartTrack | ✔ | ✔ |
運動リマインド | ✔ | ✔ |
時間ごとのアクティビティ | ✔ | ✔ |
水泳 | ✓ | |
マルチトラッキング | ✓ | |
心拍 | ✔ | ✔ |
心肺機能レベル | ✔ | ✔ |
コーチング | ||
GPS | ✓(スマホGPSを利用) | |
着信通知 | ✔ | ✔ |
テキスト通知 | ✔ | ✔ |
アプリ通知 | ✔ | ✗ |
カレンダー | ✔ | ✗ |
アクセサリ | ✔ | ✔ |
文字盤カスタム | ✔ | ✔ |
水泳トラッキング機能が新しく追加される
スイマーの皆様にとってはスイミングの運動強度を測定できるのは良いかもしれません。
このあたりはライバルGARMINが得意とするところですのでFitbitがどれほどの性能を持っているのか検証していきたいですね。
15種類以上のエクササイズを自動判別するマルチトラッキング機能
エクササイズをいちいち指定して記録していくのはとても大変です。
トレーニングをすると決めてしているのであれば良いかもしれませんが日常生活での運動記録を自動で取れたほうがよっぽど目に見えるので楽しく健康管理ができますよね。
スマホのGPSと連携したペース・距離の測定機能
これまでのAltaには搭載されていなかったGPS連携がついに搭載されました。これによってスマホと同期した状態でInspire HRを装着していればマップに記録を残すことが簡単にできるようになりました。
ランナーならもうすでにGARMINなど別のスマートウォッチで記録を残しているかもしれませんね。今後はFitbitも一つの候補になりそうです。
GIZMODO等ガジェット専門サイトでのInspire HRのレビューは?
日本語で読めるレビューとしてギズモード・ジャパンのInspire HRレビューがあります。
スマートウォッチというよりも「安く、正確なフィットネストラッカー」として取り上げていますね。確かにInspire HRは1万円代ですのでやすいといえば安いのです。
ただ、最近はHuaweiやTicWatchなどのメーカーも2万円前半でスマートウォッチを販売しているのでものすごく安いというわけではないんです!
良い点としては「バッテリー寿命」これは確かに5日は持ちます。そして防水性も高いのでシャワーに一緒にはいっても多くの場合は問題ないでしょう。
「見た目」についてはプラスティック製に変更されたために「チープ」と評価されていますが、タフな使い方をするフィットネストラッカーとしては軽量化という点においても納得できると思います。
一番の指摘は「Charge3との差別化がうまくいってない」という点、後々価格比較でも触れますが、確かに日本ではInspire HRとCharge3が完全に競合しているように思います。
それでは「Inspire HRとCharge3差別化はされているのか?」という点、
検証していきます。
Inspire HRとInspireとCharge3の機能比較表
Charge3とInspire HRはほぼ機能的に同格に!
今回、Inspire HRが販売されたことにより小型フィットネストラッカーとしては必要十分な機能をすべて搭載していると言えます。
昨年発売された比較的新しい機種であるCharge3と比較してみても、ある程度他のソフトウエアと連携が必要となる「Fitbit Pay」や「クイック返信機能」はついていませんが、あくまでもフィットネストラッカーとしてつかうのであれば十分な機能を備えることになります。
公式の機能比較表を御覧ください。
デザインという点で見ればChrge3のほうが好みではあります。そしてFitbit Payの将来性や、1週間は持続するバッテリーというのも魅力です。
一方で小型軽量という点を取るのであればInspire HRもアリなのかなと思います。
おそらくFitbit Inspire HRも足首に着けられる(かも)
以前「Fitbit AltaやChargeは足首につけても正確に測れるの?」という記事を配信していますが、ほぼ同じ大きさであるInspire HRもまた、足首が細い人であれば着けられるかもしれません。
ただし、私でもかなりキツキツでしたので無理しないよう注意してください。
足首用バンドは各種販売されていますので手首に装着するのが嫌な人はこうしたバンドを足首に巻きつけることでフィットネストラッカーが使えると思います。
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足首以外の場所につけたい場合は、ウェストやカバン、胸ポケットなどに付けるクリップタイプのFitbitホルダーも販売されています。
Fitbit Alta HR交換用フィットネストラッカークリップホルダーアクセサリーブラック用TOMALLスポーツブラクリップ…
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Inspire HRの価格および最安店はどこだ?
現在、Amazonでは「Amazon’s Choice」に選ばれており19,516円です。
楽天市場のビックカメラ「楽天ビック」では21,470円+1,498Pです。
ポイント還元を考慮すると19,972円となりますので最安値はAmazonでした!
Fitbit フィットビット フィットネストラッカー InspireHR FB413BKBK-FRCJK
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しかしながら日本ではInspire HRの値段が高く設定されています。(変ですね)
例えば上位機種にあたるCharge3はAmazonで18,929円ですのでむしろ、Charge3を購入したほうがお買い得ということになります。
Fitbit フィットビット フィットネストラッカー Charge3【日本正規品】 FB410RGGY-CJK
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Fitbit Inspire HRのまとめ
本国米国では廉価版のフィットネストラッカーとしてアップデートされた「Inspire HR」
性能や機能的にはAlta HRより強化されているので、確実に使いやすいアップデートモデルになってはいます。一方で日本での販売価格はお高めです。
Charge3よりも高い理由はわかりませんが、機能比較をしてみるとたしかに日本での利用シーンを考えるとInspire HRとCharge3というのはほぼ同等と言えますので値段に差がないことも当たり前かもしれませんね。
Fitbit Payは電子マネー機能ですが日本では使えないという弱点があります。階段の上りおりだけを記録できるからと言ってそこまで魅力的ではないですよね。
結論、編集部としては「Charge3の購入をおすすめします!」