MobvoiはWear OSを採用したフィットネス・スマートウォッチでである「TicWatch Pro」をAmazonにて発売開始した。
ページコンテンツ
一番の特徴は普通のデジタル時計として使える低消費電力モード
先日、Appleの特許情報より常時表示機能が実装される可能性についてふれましたが、実は常時表示機能自体はサムスン電子のGalaxyシリーズでも実装されているものです。
このTicWatchでも「エッセンシャルモード」という低消費電力モードが採用されており、二層ディスプレイによってモノクロの液晶とカラー液晶を切り替えることができます。これにより常時表示を行いながら電力消費を抑えることができるのです。
アプリの設定において「省電力モード」を選ぶことで、時刻と歩数のみ表示される普通のデジタル時計として使えるというのは便利ですね。
ただ、この省電力モードにした場合はブルートゥースやWiFiなどの通信機能は切断されてしまいます。またタッチパネルも機能しませんが、心拍数測定などはベゼル横にあるボタンを押すことで使用することができます。
デザインはフィットネスバンドではなく高級時計に近い
メーカーはフィットネス・スマートウォッチと謳っていますが、どちらかと言うと男性用のカジュアルウォッチに近いデザインとなっています。
FitbitのAltaやChargeシリーズのようなフィットネスバンド専用端末よりも、Wear OSを採用した多機能かつ通信機能を搭載したスマートウォッチに近い思想で開発されたのではないかと推測できます。
TicWatchのバッテリー容量は?
DIMEによると「1回の充電で5日以上持つ」とされています。メーカーの公表値では「1回の充電あたり5日〜30日」となっています。
Wear OSを起動させている「スマートモード」では2日程度、「省電力モード」では30日間のバッテリ寿命があります。バッテリー残量が減ると自動的に省電力モードに切り替わるので、それから3日省電力モードで使用すれば合計で最低5日は持つという計算になっているとのことです。
RicWatch Proの主な仕様と機能
通常のデジタル時計として使う省電力モードでは、日時、歩数、心拍数が表示され、スマートモードに切り替えた際に同期されます。現在はまだ使用できませんが、今後ソフトウェアのアップデートが実施される予定で、距離、カロリー、速度、リズムなどの追加機能を実装する予定です。
また、本体はIP68の防水・防塵機能で、水深1.5メートルで最長30分間耐えることができます。またBluetoothに対応しているので音楽を聞きながら運動することも可能です。またGPSを搭載しているので運動レコードを記録可能です。
Fitbitなどのフィットネスバンドとは異なり、本体にWear OSを使用しているのでGoogleストアからアプリをダウンロードすることもできます。その分バッテリー等の関係で本体は大きくなってしまいますが機能はたくさん追加されています。
現在、Amazonで販売を開始しています。ぜひチェックしてみて下さいね。
TicWatch Pro Bluetoothスマートウォッチ、二重層ディスプレイ、Googleアシスタント、Wear OS by Google、iOSとAndroid の互換性あり
売り上げランキング: 2,515
Source:DIME