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スマートウォッチ型の血圧計がCES2019でオムロンからお目見え
血圧をスマートに図りたいならオムロンの「HeartGuide」がおすすめです。
この最新のスマートウォッチ型血圧計は「いつでもどこでも」血圧測定が可能です。
世界には1500万人もの方が脳卒中や心筋梗塞で亡くなりますが、高血圧はその起因です。
血圧は置きてから寝るまで絶え間なく変動します。
それは食事や運動、ストレスや不安などによって大きく変化します。
そのためスマートウォッチ型の血圧計というのはとても便利なのです。
「いつ血圧が上がりがちなのか」を自分自身が把握できるということで、
日常生活のどんなタイミングで気をつけるべきか、何をやめるべきかがはっきりします。
こうした意識付けと健康のモニタリングのために正確かつ定期的に測定できる
オムロンのHeartGuideは今後多くの利用者に愛されていくでしょう。
正しいOMRON HeartGuideの装着方法
このオムロンの「ハートガイド」という製品は、
アメリカのFDA(米国食品医薬局)承認を得た医療機器のスマートウォッチです。
多くのスマートウォッチに搭載されている「発光ダイオード+センサ」の仕組みではなく、
一般的なカフ型(空気で圧迫するタイプ)の血圧計になっています。
そのため、正しい測定方法で計測することがとても重要です。
このVTRではHeartGuideの正しい使用方法を紹介していますが、全編英語なので、
こちらでも簡単にご紹介したいと思います。
Omron HeartGuideの装着方法と血圧測定方法
- 手首より指に本文ほど肘よりに装着します
- バンドがぴったりになるように調整します
- インターカフをしっかり外側のバンドで巻き付けます
- 測定開始ボタンを押したら、動かず、装着してない方の方に手を置きます
装着方法はとても簡単ですね。
一般的な医療機関での血圧計よりも簡単に血圧を測定することができますが、
正しい方法で常に同じ姿勢で測定しなければ血圧結果は大きく変化してしまいます。
そのため、必ずオムロンのHeartGuideを利用する際は上記の測定方法を守りましょう。
また、スマートウォッチによる血圧測定に関する情報はこちらでもまとめてます。
Omron HeartGuideの機能・アプリ
基本的な機能
このHeartGuideには血圧が測れるというだけではなく、その記録はもちろん、
高血圧の監視・通知機能も備わっているので危険を未然に察知します。
通知機能という点ではもちろんメールやSNSの着信表示機能もあります。
またフィットネストラッカーとしても活用できるので、
事前に目標を設定しておくと毎日の運動状況なども一元管理できます。
極めつけは睡眠パターンの監視機能です。
ウェアラブルデバイスは自然に身体に装着できるという利点があります。
このHeartGuideでは睡眠パターンを追跡、睡眠習慣が、
心臓機能にどのように影響しているかを分析することができます。
「高血圧の人は早寝早起きがいい」など、新しい発見があるかもしれませんね。
血圧測定機能には80以上の特許が詰め込まれている
血圧測定をする際に膨張式のカフ型コンポーネントを搭載しています。
これだけ小型化するためには当然エンジニアには苦労があったと思いますが、
血圧測定する方法としてはもっとも信頼性の高い方法であり、
精度で他のメーカーの採用する発光ダイオード+センサーを遥かに上回ります。
また、ディスプレイに採用されている半透過型液晶は一般的な液晶時計と、
スマートウォッチのカラー液晶を両方備えているタイプのスマートウォッチです。
これにより電池消費を最小限に抑えながらスマートウォッチとしての機能が使えます。
最大7日間電池駆動が可能ということで非常に便利ですね。
血圧測定に特化した製品として、医療機関でも推薦されるのではないでしょうか。
これからますます血圧測定が身近なものになると良いですね。
Omron HeartGuideのお値段・発売時期
現在はアメリカ国内のみでの販売となっており値段は499ドル(52000円ほど)です。
残念ながら日本国内での販売時期は未定です。
米国での販売も1人1個の限定販売となっており販売戦略 検証中だと思われます。
医療グレードの血圧モニターとしてはやく日本の販売が待ち遠しいですね。